● サイコ(原題:Psycho)
監 督 :アルフレッド・ヒッチコック
出 演 :アンソニー・パーキンス、ジャネット・リー、ヴェラ・マイルズ
ジャンル:ミステリー
1960年 アメリカ
伝説の逸品!
注)以下、ネタバレだらけです!
【あらすじ】
不動産会社のOL・マリオン(ジャネット・リー)は客の金4万ドルを銀行に持っていく途中で持ち逃げします。
そして青年ノーマン(アンソニー・パーキンス)が経営するベイツ・モーテルに寄るのです。
行方不明のマリオンを探しに、マリオンの婚約者・サム(ジョン・ギャビン)とマリオンの妹・ライラがベイツ・モーテルにたどりつきます。
こっそりノーマンの住居に忍び込んだライラが見たものは、ノーマンの母親の死体と、刃物を持って自分を殺しに来る女装したノーマンだったのです!
ノーマンの中にはノーマンと、彼の母親の二人の人格が存在したのです。
そして母親が犯した殺人の証拠をノーマンが消していたのです。
【感想】
「サイコ」(≒二重人格)という言葉を一般に広げたのは、この映画でしょうね。
それぐらい有名な作品です。
ジャケットにもある「女性が悲鳴をあげている写真」もどこかで見た事があるんじゃないでしょうか?
ノーマンが母と暮らしている丘の上の家。
モノクロです。
私は最初主人公が誰だか分かりませんでした。
これと思った人はいつの間にか殺されてしまうんですもの!
そういう意味でもちょっと意表を突いたミステリーです。
大昔(?)にこんな映画を撮ったヒッチコックはやっぱり天才?
ちょっと古いモノクロ映画だけど納得の一本です!
2019. 09. ................ 傑作映画館の目次ページへ